インスピレーション基本知識

ナチュラル生地が人生をもっと良くする方法

ナチュラルファブリック-イメージ

服を買う時、または生地を探しながら「この素材はどこで作られたのかな?」と考えることはありますか?この問いは非常に重要な問題です。

店舗に行けば、最新のファッションに触れることは簡単です。しかしながら、商品や素材の生産背景を知ることは容易ではありません。コストパフォーマンスがいい商品かつ環境に優しいなら理想的ですが、現状はそうではありません。

あなたが着ている服の素材は、通常コットン、シルクまたはポリエステル製かな?と頭に浮かぶかと思います。

生地/テキスタイルには幅広い種類があり、各々独自の特性を持ちます。このデザインにはこの素材など、それぞれ特徴に応じて適した生地が使用されます。あなたはこの生地は環境に優しいのかな?と疑問に思ったことはありますか?

ワードローブの整理または新しいクラフトプロジェクトに着手することを検討している場合は、多くの点を考慮する必要性があるのはわかります。しかし環境問題を考えると、ナチュラル生地は更に必要不可欠なテーマです。ナチュラルファブリックについて深く考えてみましょう。

ナチュラル生地とは?

ナチュラル生地は、天然繊維から作られた織物です。何百年、何千年も使用されているナチュラル生地は下記の通りです。

  • リネン– 最も古いファブリック。亜麻繊維を原料とした織物の総称。ハリがあって丈夫で涼しくて強いという特徴がありウォッシャブル。
  • コットン –最も用途の多い生地。通気性、耐久性に優れ、お手入れが簡単。柔らかい素材で、低刺激性。
  • ヘンプ(大麻)–害虫に強く、栽培時に農薬・化学肥料を使用する必要がなく吸水性・速乾性、耐久性に優れた素材。現在、日本では大麻(ヘンプ)を繊維として使用する場合には「指定外繊維」の表示となる。
  • シルク–蚕によって紡がれたタンパク質ベースの繊維。強く、ドレープ性に優れ、通気性があり、低刺激性。美しい自然な光沢がある素材。
  • カシミア–カシミアヤギから取れた毛、またはそれから織った毛織物。高級感があり、柔らかく、絹のように滑らかで非常に暖かい素材。
  • ウール–羊からとれる天然繊維。天然のタンパク質からできているウールは保温性と伸縮性に優れた素材。
  • ジュート –黄麻 (コウマ)と呼ばれる麻の種類の一つ。長くて光沢のある繊維を紡いで、粗く強い糸を作る。 耐久性や通気性、吸水性、保温に優れたリサイクル可能な素材。
  • バンブー(竹) –竹の表皮をはがして中の繊維質を取り出した天然繊維。とても柔らかく、通気性・耐久性に優れお手入れ簡単。
  • モヘア–アンゴラヤギの毛から作った織物。光沢感があり、手触りが非常に柔らかい通気性に優れた素材。
  • レザー–動物ベースの製品。滑らかで保温性、吸湿性、耐久性に優れた素材。

上記素材リストには動植物の両方から作られた繊維が含まれています。繊維を紡いで糸を作り、それを布にします。これらのテキスタイルは、衣類から室内装飾品、家具に至るまで、あらゆるものを作るために使用可能です。産業や医療など、他の分野でも使用されています。

ナチュラルファブリックのメリット

人にも環境にも優しいナチュラル生地は、両方にプラスの影響を与えることができます。

環境的に持続可能なだけでなく、ナチュラル生地の大部分は、生分解性、吸湿発散性、通気性、耐久性、熱反応性、およびカビや汚れに対する自然な反発性を備えています。コットンなどの繊維には、有機栽培のオプションもあります。これに関しては生産や購入に費用がかかりますが、農薬や化学物質の使用が生産に一切使用されません。

またナチュラルファブリックの高吸収性は非常にプラスな特性です。生地の特性である吸湿発散性により、通気性が確保されドライな感触です。暑い季節には、コットンやリネンなどの布地が涼しく快適な状態を保ちます。

ナチュラル生地が敏感肌に優しいのはなぜ?

多くの敏感肌、アレルギー体質の方は合成繊維を着用すると悪化します。ポリエステル、ナイロン、ビスコースなどの素材は、敏感肌の方には適していません。発疹、肌の炎症などを引き起こします。

リネン、シルク、コットンなどの繊維は、低刺激性素材です。また、独自の抗菌特性を備えているため、敏感肌やアレルギーを起こしやすい肌に最適です。新生児や赤ちゃんの肌には特におすすめです。ナチュラルファブリックの柔らかさと低刺激性は、赤ちゃんの肌に優しいことが確証されています。

合成繊維よりも素朴なのはなぜですか?

一部の人々がナチュラル生地や繊維と聞くと、粗い黄麻布タイプの素材と関連付ける可能性があります。非常に素朴で、チクチクした、あまりファッショナブルではないイメージです。この想像は決して間違ってはいません。織物の多くは亜麻、コットン、ジュート、大麻などの植物から作られています。しかし今日のナチュラルファブリックは、本来のテキスタイルとは非常に異なっているのが現状です。

最近では、合成素材に似た、ファッショナブルかつスタイリッシュでシックな天然素材が豊富にあります。 シルク、カシミア、モヘアは動物から作られた人工と天然がある素材で、エレガントで高級感をもつ素材です。確立されたまたは今後注目される多くのファッションデザイナーは、コレクションに天然の布地を使用して、エシカルファッションを生産します。

天然繊維は、人工糸で紡績することもでき、両方の長所を提供する生地を生産します。 非常に多くのオプションが利用可能であるため、選ばれたファブリックをより詳細に調べるのには時間と労力を費やす価値があります。

合成繊維よりもナチュラル生地を選ぶべきですか?

ナチュラルファブリックは美しいだけでなく、環境的に持続かつ再生可能です。木、植物、動物から作られる素材は、交換、飼育、再成長を続けることができます。 多くの合成材料とは異なり、オプションは生分解性であり、無害に分解します。簡単にリサイクル可能で、環境を損なわずに再利用できます。

なぜナチュラルファブリックがグローバルブランドで出回っていないのでしょうか?

ナチュラル生地は日常的に存在します。ほとんどの店舗では、コットン、シルク、リネンなどの一般的な織物で作られた製品を扱っていますが、他にも多くのオプションがあります。弊社でも、豊富なファブリックとテキスタイルのオプションをお客様に提供することに常に情熱を傾けており、お客様からの要求に応じることができるように日々努めています。消費者一人一人が商品や素材の生産背景を意識するようになるにつれて、ナチュラル生地の需要は増加していき、更に成長する必要性があります。 これに反して、現在でも合成繊維は高い需要があり、これからも常に増え続けるでしょう。これはなぜでしょう?理由は、安価で入手しやすく、お手入れも簡単で、着用や使用も簡単なためです。繊維産業の研究開発により、ますます合成繊維または人工繊維を生産し続けています。ナチュラル生地の外観と感触を持つように作られ、合成繊維の方がよりお手入れが簡単です。

コントラードの取り組みは?

弊社は、できるだけ持続可能なものになるよう努めています。 100種類を超える耐久性のある生地コレクションには、天然、合成、複合テキスタイルのミックスが含まれています。コントラードの生地コレクションに、より多くのナチュラルファブリックを増やせる方法を常に模索しています。牛乳とバナナで作られたテキスタイルから、大豆とココナッツの殻で作られたテキスタイルまで、ナチュラル生地への情熱を常に持ち続けています。

しかしながら、需要には逆らうことはできません。合成繊維に対する需要は常に高く、その理由は上記に述べた通りです。需要がないと、ナチュラル生地のオプションに投資することもできないためです。ナチュラル生地は多くの利点があり、人にも環境にも有益な素材です。

コントラードがご提供するナチュラルファブリックの選択肢は、コットン、デニム、シルクから、リネン、オーガニックコットン、竹に至るまで、さまざまです。今後、更にもっとナチュラルファブリックを増やしたいと考えております。これは顧客の需要があるからこそ作ることができるのです。

コントラードの生地見本パックで、100種類以上のナチュラル生地の違いを是非感じてみてください。手で実際触って確認することにより、生地の質感、強度、肌ざわりが実感できます。

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