How to/チュートリアル基本知識

ソーイングで間違えやすい点と避けるコツ – 15のポイント

ソーイングのコツ

縫い物を始めたばかりの初心者さん、いらっしゃい!
ソーイングを始めたばかりで何かコツを調べようとこのブログにたどり着いたあなた?

縫い方のコツも大事ですが、知っておくと役立つのが「良くしがちなミスを避ける方法」です。これを知るだけでぐっと作業もはかどりますので、基本知識として知っておくと便利です。

コントラードは裁縫のプロです!

ご注文デザインを布にプリントしたあと、手縫いもしくはミシンでのソーイングを施して商品を作成しています。コントラードは今までたくさんのソーイングスタッフと働いてきましたので、縫うことに関しても様々な知識と経験を持っています。

ソーイングで間違えやすい点とそれを避けるコツ

縫い始める際に縫い方を初めて学びますよね。初めての方が縫い方を間違っちゃうのも無理のないこと。ときにはそれが一番良い学習方法だったりするのですが、縫い方を間違ったとしても修正できるように、またこういう防げるミスをする人がいなくなるように(こっちが本音)、ここで間違えやすい点とそれを避けるコツを15個ご紹介します。

基本は練習あるのみです!ちょっと間違ってしまっても諦めないで続けましょう。練習を続けることで次第にパーフェクトに近づきます!

1. 2回測ってから裁断する。

裁断の際のコツ

陥りやすいパターン:長さを間違って裁断してしまう。

布生地の折り目にきっちり沿って裁断するようにしましょう。布全体を広げられるスペースを作ることは間違いを防ぐためにとても大事です。水平なところ、机の上や足りない場合は床などを使って、布を広げましょう。布の端っこが机からはみ出してしまっていると生地が右へ左へ動いてしまう原因になるので、大きな生地を広げるときは床を使うことをおすすめします。

折り目を付けて裁断する際は、布がずれてしまわないよう注意します。マチ針を使うときも長さや折り目をいつも2度チェックしてからピンを刺し、それから裁断に入ります。長さを間違って裁断してしまうのはビギナーさんによくありがちなミスです。この手順を守れば簡単にミスを防ぐことが出来ます。

2. ミシンの「押さえ」を使うこと。

ミシンの押さえを使う

陥りやすいパターン:ミシンの押さえを下げないで縫い始めてしまう。

ミシンの押さえは、布を定位置に固定し綺麗に縫うという意味でとても重要です。もし押さえを下げずに縫い始めてしまうとあっちこっちに進んでしまうので
直線に縫い進めることが難しくなります。またこの押さえを使わないと返し縫いも綺麗に縫えなくなるので、糸が絡まってしまう原因になります。

3. 糸調子合せをお忘れなく。

糸調子合せをお忘れなく

陥りやすいパターン:上糸と下糸の強さを合わせずに縫い始めてしまう。

ずいぶんミシンの経験のある方でも手こずってしまうことがあるのが糸調子の調整です。糸調子のダイヤルはその目盛りによって糸の張り具合を強めたり弱めたりしますが、上糸と下糸の強さが同じくらいでないと綺麗に縫うことが出来ません。

上下の糸調子が合ってないなと感じたら、まずはボビン糸がきちんとセットされているか(通常反時計回りに)確認してください。そのあとテスト縫いを行い、上糸と下糸がきちんと同じ強さで縫われるかチェックします。調整を行う際、糸調子ダイヤルの目盛りをメモしておくのをおすすめします。

4. パターンを写す際のポイント

服作り講師の高良海さん(https://kaitakara.com/)はこうアドバイスします。

“パターンを写す時にパターンを動かしてしまう人が居ますが、1つのパーツを写し終えるまで作業台から動かさない様にしましょう!
パターンを引く時の定規とCutする時の定規を変えて、デザインカッターでカットすると綺麗にCut出来ます。パターンを写す際の定規でパターンカットまでしてしまうと、定規に傷が付いて次回から綺麗な線が引けなくなってしまいます><”

固定すること、そして作図用とパターンカット用の定規を使い分けること、こういった基本的なポイントがプロジェクトの成功を左右するんですね。

彼女のブログはこちらからどうぞ

5. 正しい縫い目部分を確認する。

縫い目部分を忘れないで

陥りやすいパターン:間違った縫い目に沿ってミシンをかけてしまう。
アイロンでしつけをするのを忘れてしまう。

お洋服を縫う際、縫い目を確認することはとても大事です!洋服の型を内側から縫い始め、出来上がった形を裏返して完成させるときは特に注意が必要です。この裏返す手法はちょっとトリッキーで中級者以上向けになりますが、どんなときも縫い目部分を正しく把握することは重要になってきます。

最後に裏返して仕上げることを考えて、パターン柄の入った布を使用する際は柄の入った面を内側に向けてマチ針で生地を留めます。またこの時、マチ針で布同士を留める前にアイロンを使って縫い目に沿ってしつけを付けてみましょう。ついでに布生地にもアイロンがけをしてしわをとっておきます。こうすることで、プロフェッショナルな仕上がりになるだけでなく、変なところにしわが寄るのも防げます。

表面がデコボコした生地はかわいいですが、布が平じゃないために長さを間違って裁断してしまったり縫い目がきちんと合わなかったりと、ミスにつながりやすいので注意が必要です。

6. ボタンの穴の位置。

ボタンの穴の位置

陥りやすいパターン:ボタン穴の位置を正確に測るのを忘れてしまう。

ボタン位置とボタン穴、これも気を付けなければいけないテクニックの一つです。ソーイングブロガーのジェーン・マーランドは、彼女のブログ(www.handmadejane.co.uk)でこうアドバイスしています。

“スカートやブラウスにボタン穴を作る際は、パターンガイドや説明書通りに従わないで。私はずっと教科書のようにその指示に従って来たけど、なんで私の作るシャツはいつもバスト部分に穴のような空間が出来ちゃうのかしらって思ってたの。
ボタン穴作成のガイドはいわゆる「標準化」されているので、自分でしっかり体のサイズを計測出来れば、どこにボタン穴を持ってこればいいか調整出来るものなの。
簡単な方法としては、シャツを羽織ってみてバストの一番大きい部分を見つけて印しを付けておくの。そこにボタンを持ってこれば、もうシャツのバスト部分に変な穴が出来ることはなくなるわ。その他のボタン位置については、残りの部分をボタンの数分均等に割れば問題なしよ。”

7. 布生地選びも大事です。

布生地選び

陥りやすいパターン:作りたいものに向かない布生地を選んでしまう。

可愛いからとか、色が好きだからという理由だけで布を選んでしまうと、作りたいものに向かない布を選んでしまうことも。綺麗な発色や素敵な柄模様というだけで生地を選んでしまいそうになることってありますよね。見た目だけで布を選んでしまったことでプロジェクトがうまくいかなくなってしまったということにならないように、布の特徴・特性も考慮して生地選びをしましょう。

8. 芯張りのコツと芯選び

芯張り布特徴“芯は大きく分けて3種類あります!小物作りには不織布、服作りには織りと編みの芯がお勧めです^^”と話す服作り講師の高良さん。“初心者の方は裁断しやすい不織布や織り芯を使うと綺麗に作れます。編み芯は熱でかなり縮むのでパターン通りCutすると生地全体を芯張り出来ない事が多いです。”と注意しています。

使う布の性質を理解することが、上手に仕上げる近道ですね。

彼女はYouTubeInstagramでもチュートリアルや作品を公開されています。

9. ミシン針と糸をチェックすること。

ミシン針と糸のチェック

陥りやすいパターン:合わないミシン針と縫い糸をセットしてしまう。

基本的にはどのような布生地についてもポリエステル100%の糸を使用しますが、使用する布の特徴に合わせたりして縫い糸の特徴もラベルで確認してください。例えば、レーヨン・絹・パッチワーク用の糸は衣類を縫うのにはあまり向きません。広く使われている針は天然繊維を縫うのに使われており、ボールポイント針やジャージー針はニット地を縫うのに使われています。

どのようなものを縫うかによって使用する縫い針も変わってきます。伸縮性のある布にはニット用ミシン針、メタルや革素材にはそれ専用の縫い針というように針の種類も様々です。

縫い始める前に、布素材の種類や重さに合わせて使用するミシン糸と針を確認しましょう。ミシン針を新しいものに取り換えるのもお忘れなく。なめらかな縫い味と正確さを保つため、6~8時間使用された針は新しい針と取り換えるのが理想です。

10. ソーイングパターンの読み方を覚える。

ソーイング型の読み方

陥りやすいパターン:ソーイング型や裁縫専門用語を理解できない…

ソーイングパターンに従って衣服を作成しているとき、マーク・シンボル・ラベルなどの記号は全部意味があることを頭に入れておいて下さい。ですので、縫い始める前に裁縫用の専門用語をさっと一通り目を通しておかれることをおすすめします。もし読んでも分からない専門用語があれば、誰か裁縫に詳しい人に聞くなどして理解しておくといいですね。

11. 十分な量の布生地を準備しておきましょう。

十分な量の布生地

陥りやすいパターン:万が一間違えてしまったときなどに生地が足りなくなってしまう…

裁縫を始めたばかりのビギナーさんは、布の大きさを小さく切ってしまったりと
間違っちゃうことが少なくないかと思います。新しく布生地を切り直ししたりすると予定よりも多くの布地を使ってしまい、結果的に足りなくなってしまうということも起こりえます!

布地を準備するときにそういうアクシデントのことも考えて、少し多めに布生地を準備されることをおすすめします。ちょっと間違えてしまってもカバーできる布の量があれば安心ですね。

布の中には洗うことで縮んでしまう生地もあるため、十分な量の布地を計算してご準備頂くほうが望ましいです。これは次に紹介する点と関係があります。

12. 生地の地直しがキーポイント

布の地直し

陥りやすいパターン:きちんと布地の下準備をせずに裁断、縫製を始めてしまう。

プロジェクトに取り掛かる前に布地の下準備をすることはとっても大切です!
布の中には選択が必要なものや、ドライクリーニングが必要なものもあります。
例えば、デニム生地は洗濯機での洗濯が、ウール生地はドライクリーニングがそれぞれ必要です。洗うと縮んでしまう布もあるため、もしこの地直しを行っていないとプロジェクトが台無しになってしまいます。

ブロガーのエイミー・トーマスは彼女のブログ(almondrock.co.uk)でこうアドバイスしています。

“布が縮んでしまうことなんてすぐに忘れちゃうわ。そして出来上がった衣服を洗った後、縮んでしまった洋服を見てショックで心が痛むの。だから、お家に着いたら買ってきた布をすぐに洗って地直しすることをおすすめするわ。そしたらいつでも作業に取り掛かれるでしょ!”

13. 簡単なものから作り始めること。

簡単なパターンから縫い始める

陥りやすいパターン:ソーイング初心者だけど難しい衣服の作成にチャレンジしてしまう…そして挫折…

難しい入り組んだデザインの素敵な衣服を作る前に、「まっすぐに縫うこと」「正確に縫うこと」、この2点をマスターすることが肝心です。トップス、ロングスカートやパンツは易しめなので、ビギナーさんでもソーイングプロジェクトとして始めやすいでしょう。そして、複数のプロジェクトを同時進行させずに、特にビギナーさんには、1つ1つ進められることをおすすめします。進める中で間違ったりすると思いますし、でもその学びが次のプロジェクトへと活きてきます。

14. 正しい道具を使う。

正しい道具を使う

陥りやすいパターン:合っていない道具を使ってプロジェクトを進めてしまう。

正しい道具、合った道具を使うことによってちょっとしたミスの多くは防ぐことが出来ます。9番で正しい縫い針と糸を使う重要さに触れましたが、それ以外でも大切なポイントがあるのです。

まずハサミです。
キッチンで使う食事用ハサミからソーイング用のハサミまで、ハサミと言っても用途によって数多くのものがあります。布地を裁断するのには切れ味もシャープな高品質のハサミが必要です。布を切るのに、ご家庭用の紙やパッケージを切る際に使うハサミは使わないで下さい。ハサミの刃の切れ味が格段に悪くなってしまいます。

裁ちハサミの刃を切れ味良く保つことは布をスムーズに裁断するうえでとても大事です。また縫い目をほどくのに裁ちハサミを使用するのは控え、リッパーを使って縫い糸をほどきましょう。これを使うとハサミよりも早く縫い糸をほどくことが出来ます。

ブロガーのエリンは彼女のブログ(seamstresserin.com)で昔ながらのソーイングの道具とテクニックを使うことをおすすめしています。

“間違いに共通していることは’昔ながらの’方法をみんな無視しちゃってることなの。なんだか古いやり方に感じて、私は仕立て屋さんがやるようなテイラーズタック*を使わないで縫い物をしてきたわ。だって、とっても古風な方法なんだもの。でも試してみてようやくわかったの。これが簡単、しかも正確で便利なの!
今はこの方法なしでの裁縫は考えられないし、もっと前から使ってればよかったって思ってるくらい。”

*テイラーズタック・・・写真のように糸で布を仮止めのように固定すること。
テイラーズタック

15. 正確なサイズの測り方を知ること。

正確なサイズの測り方を知ること

陥りやすいパターン:衣服を作成する際に体のパーツを間違った方法で測ってしまう。

お店で売っている既製品のお洋服のことじゃなく、あなた自身の体のパーツの測り方です。前回「体のサイズの測り方をマスターせよ。」という内容のブログ記事でもサイズをきちんと測る重要性についても紹介しましたが、本当に大事なんです!

もしもきちんと体のサイズを測れていないと間違ったサイズの衣服が出来上がってしまいますし、せっかく作った洋服が入らないということも起こりえます…
まだ前回のブログ記事を見てないというビギナーさん、ぜひ目を通しておくことをおすすめします。

これで基本を押さえられましたね!
あとは練習あるのみです?
早速プロジェクトを始めてみようと思っている方、布も自分でデザインしてみませんか?

コントラードでは90種類以上の生地からお好きな生地を選べるので、きっとあなたのプロジェクトにぴったりの布が見つかるはす。

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