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リネン生地

亜麻の繊維で作られるリネン生地は古くから使用されている布の一つです。コットンリネン生地はなめらかかつ丈夫な天然繊維から作られます。古くから使われ続ける布、リネン生地についてここでご紹介します。

リネン生地って何?

リネン生地とは亜麻の繊維を原料にした糸、生地、製品の総称を指します。セルロースという植物繊維はとても強くて丈夫なことで知られています。この繊維の丈夫さのおかげでリネン生地は耐久性をも持つ生地になるのです。

亜麻の繊維は紡績工程で他の繊維と混紡されることもあり、コットンが混ぜられたものはコットンリネン生地となります。リネン生地は重さも数種類あり、生地の多くは平織りで織られています。 

人気のリネン生地:
  • コットンリネン – スラブ糸が使われる清涼感があってなめらかなコットンリネン生地
  • リネン・ブレンド – ポリエステルがブレンドされたナチュラルな黄土色の少しざらつきのある生地 
  • リネン・ルック – ざらつきのある糸から作られるプレーンで粗い織り目を持つ生地。マットな仕上がりになります。 

どのようにして作られるの?

リネン生地は何千年も前から人類に使われてきました。

この生地を作るのに多くの労力と時間が費やされます。茎が黄色になって種子が茶色に変わるころ、亜麻を収穫して繊維作りが始まります。高品質のリネン生地には機械ではなく、丁寧に手で刈り取られた亜麻が使用されます。機械よりも手で刈り取る方が、亜麻がしなやかでより良い状態で収穫できるのです。

刈り取られた亜麻の茎は数週間にわたり外で乾燥させられ種が取り除かれます。種が除去された茎は水分や蒸気にさらされ、繊維をつなぐ構造のペクチンが壊されます。そのあと繊維は茎から分離され、短い繊維は手触りの粗い糸を作る用、長い繊維は品質の良いリネン糸を作る用として長さによって繊維が選別されます。 

梳綿の過程では、採取した繊維を櫛で均して繊維方向がそろった綿状の塊にされます。品質の良い糸はスムースで光沢のある見た目にするために湿らせた状態で紡がれますが、短い繊維や麻くずは乾いたまま紡がれ素朴で少しけば立った状態の糸となります。 

この過程を経て、ようやくこれらの糸は織られてリネン生地となるのです。 

リネン生地の使用目的

染め色が定着しやすい特性や、またその他多くの良い特徴のおかげで、リネン生地はさまざまなところで使用されています。グレーのリネン生地は特にファッションやインテリア業界で非常に人気のある布です。

リネン生地がよく使われるアイテム:

  • 椅子張りなど家具の外張り 
  • のれんやカーテン
  • 衣服; スーツ、ジャケット、ワンピース、ブラウス、ズボンなどなど
  • テーブルクロス
  • シーツや枕など寝具類
  • タオル
  • キッチンクロス
  • 壁紙
  • 食卓のナプキン
  • ランチョンマット
  • 服飾用の布
  • カバン 
  • 縫い糸

布の特徴について

リネン生地は麻から作られますが、麻の茎から採れる靭皮繊維が洗浄と製造過程を通じて柔らかくなります。通気性のあるとても着心地の良い生地で、伸縮性がなく毛玉が出来にくい、また摩耗や汚れにも強いという特徴を持っています。

多くのリネン生地は染められており、オンラインでも色んな種類をお求めいただけます。特に夏服にはリネン生地が使われていることが多いですが、これはリネンが吸水性を持つ布であり(20%もの湿気を吸ってくれるともいわれています)、布自体がバクテリアの繁殖を抑える特徴を持っていることからです。

リネンの特徴として、糸の太さがそろっておらず不均整なため素朴な質感の印象を持つ布となります。織られたリネン生地は丈夫で長持ちすることに加え、お洗濯で布が傷むことがほとんどありません。また布の染色にも良く向きます。

リネン生地の長所

吸水性があって涼しくまた着心地も良いため、温かい気候のもとで着るのにはリネン生地がピッタリです。とても通気性のある繊維の生地で、汗などの過剰な水分を吸収して外に逃がすため体を涼しく保ってくれます。 

リネン生地はベージュやグレーといった自然な色味に、ナチュラルな艶と光沢を持ち合わせています。

リネンは医療の現場でも傷口の縫合や包帯として使われています。血液の循環を促し抗菌作用があり、カビの繁殖も抑えてくれます。露や酵素を使って繊維を分解するため薬品を使う必要がなく、製造の際に使うエネルギー消費量も少ないので環境にも優しい生地です。


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