正しい生地を選ぶことはあなたの理想の洋服を作るのにとても重要です。洋服生地には数種類の布地の重さ、繊維構造、スタイルがありますが、コントラードのオンラインガイドを参考にされてあなたのプロジェクトに合った生地をお選び下さい。
洋服生地って何?
洋服生地や服地はその名前の通り、洋服やその他のアパレルアイテムを作成する際に使われる布生地のことを指します。オンラインで洋服生地を選ぶ時、重さの違う布、デザインや繊維構造の種類、またスタイルといった色々なオプションから選ばないといけないことに気づくでしょう。洋服作成に適した布、スーツやジャケットに向いている生地、スポーツウェアやズボンに適している布生地といったように、布にもそれぞれ向き不向きがあります。洋服生地はソーイングをされる方に人気があります。その中でも以下の生地は洋服作成にとても好まれる布です:
- コットン
- ジャージー
- サテン
- ツイル
- クレープ
- シルク
- ライクラ
- ポプリン
- ローン
- ポリコットン
どのようにして作られるの?
洋服生地はコットン、シルク、亜麻、ウール、麻などの天然素材や動物繊維などから、またはナイロン、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維から編まれたり織られたりして作られます。織物は緯糸(布を横切る糸)と経糸(布の縦方向上から下に走る糸)からなり、平織り、綾織り、繻子織の3タイプの織り方があります。ニット地は緯編みと経編みがあり、手で編まれたり機械で編まれたりします。
洋服生地の使用目的
洋服生地は衣服などアパレルを作成するのに向いている布全般を指します。色んなタイプの洋服があるように、洋服生地タイプもたくさんあります。
使用目的を含めどんな洋服を作るか考えることはとても大事です。フォーマルなもの?それともカジュアルウェアを作る?それともハイエンドなアイテムにする?防水加工やしわになりにくいなど、特定の特徴を持った布を使いたい?丈夫かつお手入れが簡単な布がいい?布はそれぞれ向き不向きがあるので、プロジェクトに取り掛かる前に布の持つ特徴を調べておきましょう。
布の特徴について
ラグジュアリーなドレスに向いているシルク生地、通気性も抜群で普段着にも幅広く使えるコットン生地、布の特徴を生かして洋服を作りましょう。代表的な布をこちらにご紹介します。
- コットン – 布の重さも数種類あり多用途です。シャツ、スカート、ズボン、ジーンズ、またアクセサリーなどによく使われます。
- コットン・ジャージー/ニット – 機械により編まれ、伸縮性があり着心地もとてもいいです。Tシャツなどのアパレルアイテム作成によく使われます。
- リネン – 布の重さは数種類あり、しわになりやすい特徴を持っています。コットンと混合されてることもあり夏の衣服に向いています。
- シルク – なめらかで光沢のある上品な雰囲気を持つ織物で、縫うのが少し難しい布です。ブラウス、ワンピース、また下着などに使われます。
- ポリエステルとポリコットン – 合成繊維、もしくは合成繊維と天然繊維の混紡になりますが、通常ライト・ウェイトの生地で丈夫でしわになりにくい特徴を持っている織物です。あらゆるアパレルアイテムに使用されます。
洋服生地の長所
洋服生地はオンラインでも店頭でも手軽にお求めいただけますね。オンラインでお求めになる際、作りたいアイテムに向いている布生地が分からないときはテストプリントや生地見本パックをご注文されてはいかがでしょうか?布の特徴を見て触って確かめることが出来るので、きっと布生地を決める段階で大いに役立つと思います。
洋服生地の長所は本当に幅広くバラエティに富んでいるので、どんな場面で使うか、体型、予算等に合わせてご自由にお選び下さい。ぴったりフィットして肌触りもいいジャージー生地はカジュアルウェアなどの普段着用に、エレガントなシルクやサテン生地は贅沢なハイエンド感あふれるアイテム作成に、またコットンを使えばナチュラルかつしっかりした仕上がりの洋服になります。